代表挨拶



 
第3代 代表取締役社長

野村 泰司(のむら たいじ)

1972年 新潟県長岡市出身
大学卒業後、大手パーテーションメーカー 小松ウオール工業(東証プライム市場上場)に入社、東京本社、新潟支社勤務を経て当社入社。2011年に代表取締役社長に就任。その後新潟産業創造機構(NICO)との提携による「百年物語」への参画、東京や大阪、ドイツ・フランクフルト、アメリカ・ニューヨークなどで展示会への出展・販売網の構築、長岡技術科学大学 技術科学イノベーション専攻「イノベルーム」監修・改田 哲也教授との連携、長岡市と共同で「ギフトショー」への出展などを通して、既存の建具屋の範囲を乗り越え、一緒に働く人の「やりがい」をつくり、職人不足解消を目指している。趣味は猫、寺院めぐり、テニスなど。


当社は昭和2年(1927年)、私の祖父野村四郎が新潟県長岡市大工町(現:日赤町)での創業以来、新潟県・富山県・群馬県など隣県を中心に建具(木製扉、建付家具、インテリア)を公共施設・ホテル・マンションや一般住宅に納品してまいりました。そして、皆様方の深いご理解とご支援の賜物で、2022年には創業95年を迎え、創業100年まで近づいて参りました。心より感謝申し上げます。

現在、新型コロナウイルス感染症の拡大による木材料の高騰、生活の変化により、企業を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあります。従前より建具・家具業界では外国産の既製品に価格面で押され、日々努力の連続です。これからは「職人にしか出来ない技で、職人にしか出来ないものを」提供すべく、技術向上や従業員のモチベーション・やりがいの向上、海外展開やデザイン性・機能性に特化した製品の企画だけでなく、地域活性化、後継者・職人不足といった社会問題にも積極的に取り組んで参る所存でございます。今後ともご支援の程よろしくお願い申し上げます。


■ 掲載記事(抜粋)

NICOpress123号|にいがた産業創造機構(NICO)
伝統の建具技術をデザインとアイディアで蘇らせる三代目!野村木工所「IKSKI」の挑戦|な!ナガオカ
建具屋独自の技で生み出す、長岡発の家具シリーズ | 新潟モノ物語